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結婚スピーチのまとめ方、ウエディング スピーチレター

7 愛はいつも違います

山口淑子 (元参議院議員)

御両家のみなさま、そしてこれから新しい人生を築いていくおふたり、きょうは本当におめでとうございます。ひとつの家庭を持つという人生の大きな共同作業にむかっていくわけですが、どうか温かい、愛にあふれた、さわやかな家庭を作っていって下さることをおいのりしています。
 
私のようなものが先輩顔をしてあれこれいう資格はもとよりございませんが、ただ、政治という職業柄、このようにお話をさせていただいたり、色紙を書くように頼まれることはよくあることでございます。話も下手ですし字はもっと下手なのですが、お断りするわけにもいかず、いつも恥ずかしいながら、しゃべったり書いたりさせていただいているわけです。
 
政治を志しましてから今日までずっと、私は政治に愛を、ということを一貫して訴え続けてまいりました。
こうして若いおふたりが結婚されて家庭を持つのに欠かせない愛、親に対する愛、自然への愛、子どもたちへの愛、そういう愛を政治にも、というのが私の信念でございます。
 
そういったわけで、色紙に何か字を、と頼まれましたときには、私はこの「愛」という字を書くことにしています。しかし、私が毎回書くたびに自分で驚かされますのは、決して同じ字が書けない、ということなのです。自分で言うのもおかしな話なのですが、書いた回数は結構多いほうなのです。でも、一度として前と同じように書けた試しがありません。
 
 
私が思いますのに、名は体を表わす、のたとえのごとく、このことも愛というものが、さまざまな形を持っているという意味があるのではないでしょうか。
 
それぞれの人にとってこの美しいことばも違った響きを持っています。やさしいことに徹する愛があれば、厳しさのなかにフッと顔をのぞかせる愛もあります。
それぞれ、ひとりひとり、人生を歩んでいくなかで、さまざまな愛を体験していくでしょう。そして異なった形はとりながらも、底に流れる美しい気持ちは不変なのではないかと思います。
 
きょうここにめでたく夫婦の誓いを交わされたおふたりも、自分たちにユニークな愛の形を築いていって下さることを心からお祈りしています。これから先、夫婦の愛、そして子供への愛、というふうに、ちがった愛をもっていくことになるおふたりですが、その過程でお互いに成長を続け、この世にふたつとないすばらしい愛をはぐくんでいって下さい。
 
最後に女としてひとことつけ加えさせていただくならば、どうぞ奥様にはやさしくしてあげて下さい。主婦というものの役割、ひいては女性の社会における地位は、最近とみに大きく変わりつつあります。ふたりだけの愛で、これまたふたりにユニークな夫婦関係を創っていっていただくようお願いします。ご主人の理解があって、はじめて立派な奥様も生まれるのではないかと思います。
 
真心こもった暖かい家庭、ユニークな愛、これからどのようにも伸びていけるおふたり、心から祝福を申しあげます。

 

「ここ一番役立つ有名人・名スピーチ集」 より

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投稿日:2018年2月7日 更新日:

執筆者:

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